聞けない、話せないというところからアメリカの大学受験のため、猛勉強して、Duolingo English Testで90点に達し、アメリカの大学5校に合格。2022年夏からRogers State Universityに進学します。
英語の勉強、アルバイト、サッカーをしながらどのように英語力を上げたのかを寺田さんにお聞きしました。英語学習の短期、中期、長期的なプランニングや日々の努力の継続と授業を受ける前の事前準備の大切さなど貴重な体験を語って頂きました。
夢を持って行動し続けた寺田さんの声を聞いてみましょう。 ※インタビュー後に大学に合格されました。
寺田さん:寺田空太と申します。現在、アメリカの大学に進学したいと思い勉強を頑張っています。(※インタビュー後にアメリカの大学5校に合格しRogers State Universityに進学)
サッカーを4歳からずっとやっていまして高校生の時、サッカーでスペイン遠征を経験した際、初めて「なんで俺はサッカーをやっているのか」というくらいの挫折を海外で感じました。特にFCバルセロナと対戦したときは、人生のどん底に落とされた気分になりました。正直誤魔化しのきかない場所も海外でした。でもこのような場所でもう1度、サッカーがしたいと考えました。
―:何故アメリカの大学に行きたいなと思ったのですか?
寺田さん:自分はサッカーだけとか勉強だけとかっていう人生がすごく嫌で、小学校のときから勉強とサッカーの文武両道で上を目指してやると決めてやり続けたときに、日本の大学が自分に適している場所じゃないというのを高校1年生時に判断しました。
自分はビジネスとマネージメントを大学で専攻したいと考えているので、世界的にみてもアメリカの会社が群を抜いて常にトップを走り続けていて、グローバルビジネスを動かす力がある国だと思っているで、そういう最先端のところで自分は学びたいなと思いました。
―:そのように強く思うのは誰かの影響を受けたのですか?
寺田さん:お父さんが僕に背中で示してくれました。生きることや世の中の厳しさを教えて貰う中で、常にその“親父の背中を追いかけてきた”というか、父親ががんばっているから俺も頑張らないといけないと。
あと、サッカーの本田圭佑選手に小学生の時からずっと憧れ続けています。本田さんは、サッカー選手というインフルエンサー力を使って、色々なビジネスや投資を展開したりして世界で活躍している姿にすごく憧れを感じたところもあって、自分の親より経済的に稼ぎたいとか、負けたくないなという気持ちもあったので、そういうところからですかね。
―:すごいですね。本田さんは、英語も勉強されていますよね。そういう意味で今、Classmateオンラインで英語を勉強されていて、ご自身の変化や成長を振り返って頂けますでしょうか。
寺田さん:そうですね。入ったばかりの時は固まっていましたね(笑)。結局日本の高校の英語の授業は、リーディングやリスニングの部分がメインで、肝心のスピーキングの授業時間はなく、どう話したら良いのかわからなかったです。
自分が思っていることを英語に落とし込むという作業が全然できなく、そもそも先生に聞かれている事の意味も分からなかったです。Classmate入学時は全然話せなかったですね。
―:先生が言っていることの理解度はどれくらいでしたか?
寺田さん:正直100%でいうなら20%くらいでしたね。でも、ありがたいことに先生がテキストをもとに授業をやってくれるので、多分テキストに書いてある事を言っているのだろうなと推測しながら授業を受けていました。先生にもう少しわかりやすい単語や言い回しをお願いしたりしていましたね。
―:先生が日本人ではなく外国人で英語しか話せないですからね。
寺田さん:そうですね。逆にそれが良かったです。日本の先生だと日本語で教えてくれるけど、相手が外国の先生だと英語だけでやるしかないので、何度もあたってくだけるのを繰り返していましたね。
―:聞けない、話せないというところからスタートして、どのように勉強していきましたか?
寺田さん:最初の3ヵ月間は、単語と英文法のインプットの知識を身に着けながら、わざと週1回のレッスンにして、その1回のレッスンはスピーキングのアウトプット練習に集中するようにしていました。英語学習においての土台はこの英文法と英単語のインプットだと思います。後程、自分の英語学習を助けてくれました。
次のステップとして、今まで単語や英文法にあてていた時間を実践方式に変えてリーディングとリスニングの勉強を開始しました。スピーキングができる余裕ができて、授業を週3回に変更しました。
スピーキングは週3回、それ以外の時間はリーディング、リスニングというのを3ヵ月間続けました。ある程度リーディングとリスニングができるようになったので、その後はライティングとスピーキングの勉強を進めていきました。スピーキングはそれまでにClassmateの先生と積み重ねてきたものがあるので、ある程度結果がでてきました。
お蔭様で大学入学に必要なDuolingo English Testで90点を取る事ができました。
―:聞けない話せない所から凄いですね。
寺田さん:4技能の中でどれもはずしてはいけない中で、常にサポートして頂いたClassmateさんの先生やサポートがすごく大きかったですね。
また、通っていた塾の責任者の原田さんから、週に1回対面でコーチングを受けていました。最終的なゴールを決めて、その目標を短期、中期、長期というような形で計画をたて、原田さんとは二人三脚で、常にプランニングしながら、やってきました。だから90点を取った時、原田さんが喜んでくれたのは本当に嬉しかったです。
―:勉強する中で、課題点や苦しかった事はありましたか?
寺田さん:浪人をした年は人生で一番苦難の年というか、本当に苦しい状況からスタートしました。良い事ばかりではなく、本当に不安な気持ちになり体調も崩したりしました。また、勉強だけじゃなくて、勉強するためのお金も全部自分でアルバイトして稼いでいました。そこから生活費も親に渡して、勉強を続けていました。
周りにわざと「アメリカの大学に行く!」と宣言し、自分を奮起させて勉強を続けていたので、時々、本当に大学に入学できるのかというプレッシャーに常に追われていました。
この浪人生活は、勉強、アルバイトだけじゃなくサッカーも社会人サッカーに入り続けました。また、友達とも遊ばずに頑張っていました。お蔭で睡眠時間は3時間程でした。(笑)
―:努力を続ける姿勢は素晴らしいです。今後の進路とその先の夢をお聞かせください。
寺田さん:高校の監督から目標と夢は違うと。夢は一番最後にやるもので、目標はその夢を叶えるための前段階なものとずっと言われていました。目標をその中でも短期、中期、長期の3つの目標を決めなさいと言われていました。
なので、自分に置き換えると短期的な目標の1番はアメリカの大学に合格する事です。書類を今そろえている段階です。オクラホマ州の大学でビジネスマネジメントを専攻しながら、その部活動で本気でサッカーをやろうかなと思っています。
中期的な目標としては短期的な目標を達成した上での話なのですけど、アメリカに行くまでにIELTSとかTOEFLとかの国際的な英語の試験で、なるべく高い点数をとる事とずっと勉強やアルバイト生活をして身体的にもコンディションを落としているので、サッカーのコンディションをもう一回整えるということが中期的な目標です。
長期的な目標はアメリカの大学へ行って、ビジネスマネジメントを専攻して、サッカーを上のステージでプレイすることです。
―:素晴らしいですね!
寺田さん:今後の夢が冒頭にも少し話したのですけど、サッカーだけとか勉強だけとかで生きる人生が面白くなく僕にとって充実しないと思っているので、将来的にはサッカーで成功して活動するかたわら、グローバル的な事業を立ち上げることですね。
―:世界で挑戦する起業家、事業家を目指しているのですか?
寺田さん:そうですね。どういう事業を立ち上げたいかという具体的な話になりますが、世界的に苦しんでいる子供達を助けたい。飢餓で死ぬ子供達もいますし、難民と言われている人たちも多い。
この世界に生まれた人は、全て同じ人間で同じ立場だと思っているので、そういう人達を助けたい、彼らの力を僕は一番信じています。世界で実際に苦しんでいる人達の環境に行って助け、経済的な支援も行いたいと考えています。
―:最後に学生へのアドバイスだとか、オンラインレッスンを受ける上でアドバイスをぜひ何点か教えて頂けますでしょうか。
寺田さん:英語の学習は、一日や二日ですぐに結果がでるわけがないのは、この一年の経験からわかりました。だから日々の積み重ね、努力の継続が大事です。
また、日本にいる限り英語という環境が僕達にはなく、与えられた時間をどれだけベストパフォーマンスを出せるかって考えたときに、やっぱり逆算じゃないですけど、どれだけ授業の事前準備をするか最も大事です。
グローバル化が進んでいくので、今後は当たり前のように英語を話さなくてはいけない時代がくると思います。英語を学ぶことによって、話す人達が世界で増えていくわけで、その多様な人達から異文化や考え方を何気ない英会話の中から吸収できたりするので、本当に英語は大事なツールだと思います。
その貴重な時間をどれだけ本当に有効にするかというので、先程も言いましたが、事前準備が大事ですね。僕は、ぶれずに授業の準備をし続けました。やり続けるブレない気持ちの部分は本当に大事です。
日々の積み重ね、努力の継続と事前準備が大事!
―:日々の努力と準備が大事ですね。本当に素敵なお話ありがとうございました。
※寺田空太さんは、インタビュー後にアメリカの大学5校に合格しました。その中のRogers State Universityに進学します。その勉強した期間をご自身でNoteにまとめています。ぜひ、一緒に読んでみてください。「こんな自分でもアメリカの大学に合格できた過程とプロセス」