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【メディア掲載】陸奥新報でClassmateと中泊町の取り組みの記事が掲載されました。

中泊町の小中学校 メタバースで人材育成

中泊町は8日、20年後のまちづくりや人材育成を見据えて、メタバース(インターネット上の仮想空間)で町内の小中学校とフィリピンの学校などをつないだ「オンライン留学」による英会話や国際交流といった英語教育を、2024年度から実施すると発表した。


人口減少が進む中、20年後のまちづくりを見据え、世界を見ながら地域のことを考えられる人材を育てる必要があるとして、この教育プログラムに着手。中学卒業までに英語を話す人と英語でコミュニケーションすることや、自分の意見を英語で発信できること、異文化をためらわずに受け入れられるようになることを目標としている。


具体的な内容は、メタバース空間内で、オリジナル教材を使った海外出身の教師による英会話学習や、将来的な人的ネットワーク構築を目指し、フィリピンの学校の児童生徒らとの交流、現地の生活や街並みなどをライブ配信で体験できるプログラムなどを予定している。
こうしたメタバース空間でのオンライン留学のプログラムは、大阪府の「Classmate」(井坂浩章代表取締役社長)が手掛けている。年間を通じメタバースを使った英語教育のプログラムを授業で行うのは、県内で初という。


事業開始に当たっては、将来的な姉妹校提携を見据え、町長と教育長がプログラムに協力する予定の3大学を訪問するなど、フィリピンで現地視察も行う。


薄市小をパイロット校に指定し、来年度から週1回の授業を実施、年間を通してプログラムを検証する。25年度からは町内全小中学校での正式実施を予定。教育課程特例校として文部科学省に申請中で、カリキュラム化を目指す。


浜舘豊光町長は「メタバース上での英語教育を通じて、語学ができると自信を持って言えて、海外の人たちとネットワークをつくっていければ子どもたちの誇りになるのでは。そういう教育を受けた子どもたちがこの土地に根差すことで、豊かな生活ができる地域になるのでは」と期待した。

陸奥新報リンク記事 中泊町の小中学校 メタバースで人材育成

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