※ニッキンONLINE記事 高井理事長(中央左)から最優秀賞の賞状を受け取るClassmateの井坂浩章社長(2月15日、堺商工会議所)
大阪信用金庫(大阪市、高井嘉津義理事長)は2月15日、堺商工会議所でビジネスプランコンテストを開いた。審査を勝ち抜いた起業家ら10人が、支援機関などの前で新事業のアイデアや目的を発表した。
同コンテストは2019年度に始まり今回が4回目。堺商議所などとの共催で、創業支援の効果を高めるのが狙い。高井理事長は「若い方がアイデアを持ち込み、それに協力する輪を広げることが大事」と話す。
創業約5年以内と既存企業の2部門で競った。同信金のホームページや各店で募集し、119社から応募があった。審査を通過した10社は当日、関係者約50人の前で7分ずつプレゼンテーション。審査員は地元で創業に成功した経営者ら5人が務めた。
最優秀賞には「Classmate」(堺市)によるメタバースを活用したオンライン留学サービスと、「東亜成型」(大阪市)によるコミュニケーションの希薄化解消を目的としたグリルプレートが輝いた。それぞれに賞金30万円を贈った。