三戸町立斗川小(小田桐幸春校長)で18日、5、6年生がフィリピンに「オンライン留学」する事業が行われた。児童はタブレット端末を使って現地の子どもと英語で交流したり、街並みのライブ映像を見たりして、海外の雰囲気を体験した。
同町では例年、中学2年生がオーストラリアにある姉妹都市、タムワース市を訪問する。ただ、昨年度からは新型コロナウイルスの影響で海外渡航が難しいため、代わりに同校と三戸小中でオンライン留学を実施。企画には、八戸市の八戸学院グループとフィリピンの語学学校「CNE1」が協力している。 児童14人が2グループに分かれ、フィリピンのターラック州サンマニュエル市の様子をライブ撮影する「ライブツアー」と、現地の児童、生徒との交流を体験した。
6年の大村愛斗君(12)は「5年生の時は英語をあまり聞き取れなかったけれど、今回は聞き取れたし反応もできた」と満足げ。 前田結妃さん(12)は「ライブツアーで見たフィリピンに直接行って、気候を感じたり英語で話したりしたい」と話した。
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