Classmate株式会社

お問合わせ
お問合わせ

ただ英語だけを学ぶのではなく、海外の人達とのコミュニケーションする力を育みたい。

国際交流はお互いの国に興味を持つ事や相手の国を好きになる原点

 

 

世界的な新型コロナウイルスの感染拡大で2020年からインフィニティ国際学院の学生達は予定していた海外研修が全て中止になり未だに海外研修ができていません。

それを理由に学生達の学びや国際交流を止めたくないという思いで、インフィニティ国際学院とClassmate株式会社は、2020年から、海外に行けなくてもネット環境があれば自宅や研修先の教室から2Dバーチャル空間にあるClassmateの語学学校内でフィリピン人講師によるマンツーマンレッスン(IELTS対策)、ライブスタディーツアー、フィリピン現地の高校生とオンラインで国際交流を安全・安心に実施してきました。

今回は、インフィニティ国際学院立ち上げからチューターで活躍している水野佳代子さんにオンライン留学を実施した事についてのインタビューをしました。インフィニティ国際学院の生徒達に対する教育方針や思いが聞けるインタビューになりました。

英語だけを勉強すれば、良いものではない

水野さん:インフィニティ国際学院 高等部のチューターをしています水野佳代子といいます。まずインフィニティ国際学院の話をすると、日本の高校生を対象としているのですが、ミッションとして、世界と日本をつなぎ 10年後の世界を変える人材を育てるというものをおいています。高校3年間の中で、元々は世界20ヶ国を旅して、旅の中でのリアルな学びから自分がやりたいこと、将来めざすことを決めてほしいというのがありました。今はコロナ禍で海外の活動はできていないので、日本国内で、北は北海道、南は沖縄まで1ヵ月ごとに旅をしながら学んでいるという形です。

コロナ前の1年間はインフィニティ国際学院の1期生がフィリピンのCNE1(Classmate株式会社の関連語学学校)に長期留学していたので、そこで現地に滞在し、CNE1の先生たちや職員たちと一緒に暮らしながら働いていた経験があります。学生時代にフィリピンにいたこともあったので個人的にもフィリピンは大好きな国です。

 

 

現在、コロナの影響で海外研修へ行けないですけど、その中でClassmateのオンライン留学を導入して頂いていますが、導入される前の課題点を聞かせて頂けますか?

 水野さん:1番の課題は、コロナ禍で海外研修ができなくなった事でした。我々としては長期での語学留学や、海外の経験を通して生きた英語を学んでほしいという願いがあったので、それがコロナ禍の中でどうできるだろうかと悩んでいました。

ただ単に英語だけを学べば良いとか、英語の試験に合格するための勉強ではなく、海外の人達とコミュニケーションをとるというスキルや、相手の国の文化や社会そのものに好奇心をもてる人に育てたいという思いがあったので、英語だけを勉強すれば、良いものではないので難しいと思っていました。同時に生徒たちの英語のレベルも1人1人違うので、それぞれの生徒のレベルに合わせた英語教育をどう実現していくかということも課題にありました。

そのような課題の中でClassmateのオンライン留学を受講して頂きました。オンライン留学を導入するにいたった経緯などを聞かせてください。

水野さん:コロナ前からCNE1さんには留学でお世話になっていたので、その時からここでの学びというのは単なる語学留学ではなくて人間性を成長できる環境だなというのは感じていました。

 

 

なので、コロナで留学や渡航が難しくなったという状況でも、何か引き続き語学研修というものをさせてもらえないかといのがありましたので、相談させてもらったところオンライン留学をご提案してくださったので、それを導入する判断をしました。

かつポイントとしては、ただ英語のマンツーマンレッスンだけでなく、オンラインで国際交流があるというところが、やはり我々が、先ほど伝えた、ただ英語だけを学ぶのではなく、海外の人達とのコミュニケーションする力を育みたいという思いが強くあったので、とても魅力的な授業だなと思いました。

フィリピンの高校生達と英語で話をするという事は、本来、海外に行かなければできなかった事ですよね。

水野さん:実際リアルで会って話すのが理想でコロナが落ち着いたらそういったこともしたいのですが、今できない中でそれがオンラインでもできることで、少しでも興味を持って、いつかその人に会いたいって思ってくれたら、それが何より英語を学びたい動機というか意欲に繋がるので、そうなってほしいと願っているところです。

今まで複数回、オンライン留学をして頂いているのですが、導入する前の準備など如何でしたか?

水野さん:我々の中で準備としては、生徒に合わせてどのようなカリキュラムが良いのか、また学院の目的に合わせて、それぞれのカリキュラムについてのご提案を頂けるのが大変ありがたいと思います。

毎回オンライン留学をさせていただく時も、違うプログラムをさせて頂いてもらえているのは、その時、それぞれの生徒に合わせてカスタマイズで組み合わせられるのが、すごくありがたいです。

かつ事前にスピーキングテストをさせていただいてもらえるので、生徒1人1人のレベルを我々も把握できますし、フィリピンの先生方も生徒のレベルを把握した状態で、生徒達も事前に準備した上ではじめられるのはとてもありがたいなと思っています。

 

海外の人達とのコミュニケーションする力を育みたい

今回実施したオンライン留学のカリキュラムについて教えてください。

水野さん:オンライン英会話、オンライン国際交流、ライブスタディーツアーのプログラムをさせていただきました。オンラインの英会話では特にスピーキング力、話す力をつけたいというのがあったので、強化して頂き、最後にスピーチがあるので、その練習をさせて頂き、発音の練習もさせて頂きました。

生徒たちの中ではオンラインでフィリピンの高校生たちとの国際交流プログラムがあることで、モチベーションが上がりながら英語を学べたのは良かったですね。また、オンライン英会話のレッスンなどの意欲が通常よりも高い状態で学んでいたなと思います。

 

素晴らしいですね。

 水野さん:先生方も長年、日本の生徒さんを指導している方が多いので、生徒がよく間違えやすいところを把握してくれています。そこを把握して丁寧に指導してくださったので、英語が得意ではない生徒やまだ恥ずかしいと感じる生徒も安心して受講ができていると思います。

その中でも特にマンツーマンなので逆にレベルが高い生徒にはそれに合わせた授業にしてくださるので、そこがすごくありがたいなと思いました。

オンラインの国際交流については、先生ならニュアンスを含めてこちらの意図をすぐにくみ取ってくれましたが、フィリピンの高校生たちにはしっかりと伝えないと、こちらの意図が正確には伝わらないので、そこは本当にリアルコミュニケーションの実践の場だなと思いました。

生徒たちもよい緊張感がある中でちゃんと伝えたいという思いもありますし、万が一伝わらない時は、日本の文化もフィリピンの文化も把握している先生が入ってくださって説明してくれるので、よくあるオンラインの沈黙が続いて気まずいということがなくできるのがすごくありがたいなと思います。

そこでサポートしてもらって話をするのですが、やっぱり生徒としては自分で自分の言葉で伝えたかったという意欲があるので、それができなかった時は悔しさも残り、それが今後英語を学ぶモチベーションや意欲に繋がるので、そういう意味で楽しかったと感じた生徒も悔しかったと感じた生徒にとってもいい経験だなと思います。

 

国際交流はお互いの国に興味を持つ事や相手の国を好きになる原点

ありがとうございます。実際受けて頂いた後の生徒さんの声などシェアしていただけますか?

水野さん:我々としては生徒たちの楽しそうな姿を見れるのが何よりだなと感じていて、プログラム中も楽しそうに過ごしていましたし、より良い授業にしたくて授業の時間外も自習をしていました。それだけじゃなくてプログラムが終わって数カ月たったあとですが、1人の生徒がお世話になったフィリピンの先生に英語で文章を届けたいと話していたのですね。

よくあるのは学校の先生がやりましょうと提案してやることもあると思いますが、今回は、生徒が自らやりたいと言ってくれました。そして、普通であれば学校の先生が仲介をして届けることもあると思うのですが、その生徒の場合は先生と直接SNSでつながっていたので自分から文章を送らせました。

先生がそれを見てくれて、褒めてくれたようで、本人はすごく嬉しかったようです。自分がコミュニケーションをとりたいという時にそれを見てくれている人がいるということが本人のやりがいをつながったのだなと思いました。

先生たちは生徒1人1人のことをよく覚えてくれているので、オンランインの授業だけの繋がりだけでなく、長く続く良い人間関係を築いて頂ければと思います。いつか先生と会えるときのためにもっと英語を学びたいと生徒たちが思ってくれれば嬉しいですね。 

 

今、コロナで来年も海外への渡航は厳しいと言われている中でお困りの学校様が他にもあるのではないかと思いまして、このようなオンライン留学をどのような学校様におすすめしたいと思いますか?

水野さん:一番は学院の思いとしてもあるとこなのですが、先ほどお伝えしたように英語を学ぶ機会というのは沢山増えてきたと思うのですね。ただ単に英語だけを学ぶのではなくClassmateさんが実施してくれるオンライン留学には異文化理解や国際交流などの異文化コミュニケーションが取れる機会がふんだんに詰め込まれていると思うので、そのような英語のコミュニケーションを楽しんでほしいという思いをもっている学校さんがいらっしゃったら、是非Classmateさんのオンライン留学をお勧めしたいです。

ありがとうございます。

あと、個人的に私は青森県出身で、子どものころは海外へ行くのがすごくハードルが高く感じていました。成田空港まで行くだけですごく時間がかかってしまって、そうなると中々行きたくても行けないという人がいるのだと感じました。まずはオンラインでも海外の体験、国際交流ができるということで、色々な人たちの可能性を広げることができるなと思います。

そうですね。オンライン留学で現地の風景、文化、同級生達との交流を体験した青森県の生徒さん達のアンケートを見させていただいたのですが、なんと100%フィリピンに行ってみたいと答えてくださってました。

水野さん:素晴らしいですね。私自身も学生時代にフィリピンに滞在していました。先進国と途上国との関係で支援をする側、される側のようなイメージがあると思いますが、オンライン国際交流は、そういうことではなくて一人の対等な人間としての交流になると思います。その関係の中で、お互いの国に興味を持つ事や、相手の国を好きになる原点になると思うので私はとても嬉しいなと思います。

 

寄り添って生徒さんのコーチング

ありがとうございます。ClassmateでIELTSの勉強を頑張っていたインフィニティの学生さん2名が、公式のIELTSでスピーキングが6.5やリーディングで6.5を取ることができたと嬉しい報告を聞きました。水野さんも、コーチングをしてサポートをしていたと伺ったのですが、どういうことをされていたのですか?

水野さん: ClassmateさんにもIELTSクラスでお世話になっていた2人は、共にオーストラリアの大学を希望していて専門的なことはできないのですが、私自身も留学していた経験があるので生徒にIELTSのアドバイスや勉強を一緒にみてあげています。

1人は高校2年ですが、コツコツとClassmateさんのIELTSスピーキングクラスで勉強を頑張りスピーキング6.5を取ったのは本当に凄いと思います。

2人目はIELTS overall6.0が必要だったのですが、中々伸びることができなかったのですね。その中で具体的に教えるというよりは、勉強を隣でみてあげて、どこが一番つまずいているのかを聞いてアドバイスしてあげるということをしていた結果、最終的に6.0までいって、一番苦手としていたのがリーディングだったのですが4.0から6.5までいったのです。

それはすごいですね。

水野さん:6.5は大学院レベルなんですが、そこまでいったのは、改めて教えるということよりかは、やっぱり本人がやる気を持って自分から学んでいく機会を作ってあげることが何より大切だなと思っているので、その環境作りというのは引き続き、続けていけたらなと思っています。

素晴らしいですね。寄り添って生徒さんのコーチングをした結果ですね。

水野さん:ありがとうございます。学院の英語カリキュラムはClassmateさんがいないと成り立たないので引き続きどうぞよろしくお願いします。

ありがとうございます。最後にインフィニティ国際学院の来年以降の話と水野さん個人の来年の抱負などシェアしていただきたいなと思っています。

水野さん:コロナが落ち着いてきたら、全期間ではないですが、海外研修を再開していきたいと思っています。その上でもやはり事前の国内での準備がすごく大事だなと思っています。もちろん行ってから英語の大切さを感じることも大事ですが、現地に行ったときに現地の人達とコミュニケーションをとれることで学びがより深まりますので、それをするために事前に国内での英語教育をより重視していきたい、力を入れていきたいなと思っています。

個人としてはやはり先ほどお伝えしたように、子どもたちだけでなく大人も成長していきたいなと思っているので私自身もコーチングの学びをより深めていき、生徒たちの学びについても広い視野を持って関わっていけたらなと思っています。新しく来年度はインフィニティ国際学院 中等部が開校するので、色々な出会いがもっと増えていく1年にしていきたいなと思っています。

お忙しい中、素晴らしいお話ありがとうございました。

 

■インフィニティ国際学院 中等部

https://www.junior.infinity-gakuin.org/

 

■インフィニティ国際学院 高等部

https://www.infinity-gakuin.org/

 

 

 

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