青森県中泊町の小中学校で、2025年度からインターネット上の仮想空間を活用した英語の授業が始まります。21日は、小学校の教員たちがこのシステムについて研修を受けました。
仮想空間を活用した授業では、フィリピンにいる講師から英会話の指導が受けられるほか、ライブ映像を通じてフィリピンの生活を疑似体験できます。
21日は、教員8人が、システムを使ってフィリピンの講師と会話をするなど操作方法を学びました。
【研修を受けた教員】
「ALT(外国語指導助手)がやはり(児童の周りの)唯一の外国人なのですけれど、これからは、たくさんの方とお話ができるというのがやはりメリットですので、実践の場面で、子どもたちが、自分の英語が役に立ったことを実感できるような、そういうことが増えていけば良いなと思っていますし」
仮想空間を活用した英語の授業は、2024年1月から薄市小学校で試験的に導入され、2025年度には、町内すべての小中学校で本格的に始まります。